半年ぶりn回目のサイトの新調を行いました。
ただし今回は長年使っていたWordpressではなく、Hugoでサイトの構築を行っています。いわゆる動的サイトから静的サイトへの移行ということで、学びのある挑戦だからセーフと自分に言い聞かせております。
構成としてはHugoでサイト出力、GitHub Pagesで公開というよくある組み合わせです。 また出力時にTidy HTMLで整形を掛けているためソースコードも多少整っているハズ。割と自己満足の領域ですが、何気に移行して一番嬉しかったところの一つかもしれません。
サイトのテーマは一応自分で制作したものになります。当初は既存のテーマにコード直書き☆蛮族カスタマイズでぱぱっと済ます予定でしたが、結局は時間と労力を掛けてしまいました。おかげで最低限ではありますが、自分が欲しい機能は一通り実装できたと思います。
以下はWordpressからHugoへ移行した理由と、実際に移行した感想でも残しておこうと思います。
まず移行した理由。これは色々ありますが、一番はWordpressの手厚すぎる機能を逐一消し飛ばす作業が煩わしく感じたのが大きいかもしれません。テキストを勝手に絵文字にしたりとかのアレですね。
そして移行先にHugoを選んだのは…簡単そうだったからです。身も蓋もない話ですが、私はGitやReactなどを触ったことがないので、なるべく導入のハードルが低そうなものを選びました。
そして実際にHugoでサイトを制作して良かった点としては以下の通りです。
- サイトの表示が爆速(当社比)
- セキュリティ上のリスクが少なめ
- ローカル環境&Markdown形式で記事が書ける
- =お気に入りのエディターが使える
- データベース不要で維持費が掛かりにくい
- サイト構築の自由度が高い
- 公式リファレンスが充実しており、有志の日本語版もある
…大部分は静的サイトによる恩恵ですね…(他のSSGを使ってないのでHugo特有の強みを言えない)
なおローカルサーバーは立ち上げ簡単で内容も即時反映、ローカルなのでいくらエラーを出しても安心と非常に快適です。昔はよくWordpressの本番環境を適当にイジってはエラーを出していたので…
一方で気になった点としては以下の通りです。
- テーマの依存度が高い
- 画像の扱いが面倒
Hugoのテーマは見た目だけでなく機能面も担っているので、かなり依存度が高そうです。モノによってはサイトの設定や構成を見直す必要があるため、他者のテーマを転々とするような使い方はちょっと大変かなと思いました。この辺は土台が決まっているWordpressが強いですね。
画像も標準だと最低限のimgタグを出力するだけなので、どのように管理するかはサイトやテーマ次第。「全部uploadsにブチ込んだったらええねん!」なWordpressも大概でしたが、こっちはこっちで色々考える必要がありそうですね。
以上がサイト移行に関するアレコレです。
実際にHugo(とGitやシェルスクリプト)を触ってみて、改めてWordpressのお手軽さが身に沁みましたね…
ただ、それ故に学べることも多くて今の私には丁度いい選択肢だったと思います。サイトを最低限&柔軟に構築できるのも私好みでした。今後も少しずつ改良して良いテーマに育てていきたいですね。盆栽みたいな感じで。
ただまぁ…結局大事なのは中身なので…記事の更新をサボらないようにしたいですね。前回みたいに改修作業で燃え尽きてしまわないように…