「このApple IDは有効ではありません。」と表示された時の話

特に記事を書かないまま一ヶ月が経とうとしているので、書こうと思って中断していた話でも…

実は数週間前、Appleのアカウントにアクセスできなくなる事件に遭いまして。
「このApple IDは有効ではありません。」といったメッセージが表示され、ログインはおろかアカウントの復旧も出来ない状態に。当然アカウントを凍結されるようなことをした覚えもありません。
アカウントにはアプリの購入情報に加え、少額ながらクレジットも紐付けられているため結構焦りました。

結論から言うと、この問題はAppleのカスタマーサポートに頼ることであっさり解決したのですが、同じような状況に陥っている人もいるかもしれないので、事の経緯と詳細を記事に残しておこうと思います。

事件は夜、眠る前に…

大まかな状況は前述の通りですが、もう少し詳細に経緯を説明します。
夜間、いつものようにiPad Proを立ち上げると「Apple IDに再度サインインしてくれーっ」と通知が来たためパスワードを入力したところ、上記のエラーメッセージが表示された、というのが発端です。
パスワードの失念やタイプミスも考慮し再度ログインを試みるも失敗。あまり連続でやらかすとそれこそアカウントがロックされそうなので、大人しくパスワード再発行コーナーへ。

しかし、そちらでも同様のエラーメッセージが表示されます。パスワードの再発行も、アカウントの検索もヒットしません。なんというか、アカウントの存在そのものが抹消されたかのようなあしらわれ方。
念の為パソコンのiCloudも確認したところ、こちらもログイン状態が外れており、こちらでは「セキュリティ上の理由でアカウントがロックされています。」といった旨のエラーメッセージが表示されました。

どうもApple側でアカウントが止められているような形で、こちらで打てる手はなさそうです。
仕方ないのでこの日はそのまま就寝。もしかしたらこう、なんかのアクセス障害とかで朝になったら直っているかもしれないし…

そしてカスタマーサポートへ…

寝苦しい夜を経て、翌朝。治っていませんでした。まぁ、そりゃそうだよね。SNSで検索かけても同じ人殆ど居なかったし…

仕方ないので渋々Appleのカスタマーサポートへ。
サポートトピックから「Apple ID」→「Apple IDが無効」→「セキュリティ上の理由により…」と進んだように思います。一応リンクは張っておきますが、サイト構造が変わって使い物にならなくなっていたら申し訳ない。というかAppleさんのサポート、目的のページに辿り着くのが地味に難しい。安易にお問い合わせさせねーぞという意思を感じる…!

サポート方式は今確認した限りでは電話とチャットで選べましたが、私の時は電話対応のみでした。
どちらにせよリアルタイムでやり取りしないといけないようで、観念して電話の予約へ。時間が来たら向こうからかけてくれる仕組みのようでまだ少し気が楽ですね。個人的にはメールが一番手軽かつ情報を伝えやすくていいんですが…気軽に問い合わせさせねーぞという意思を(以下略)

サポートの経緯

要点をメモにまとめながら予約した時間まで待機。電話は概ね時間通りに掛かってきたと思います。
録音するけどいいね?という機械音声にOKするとサポートの人に繋がり、氏名やApple ID(メールアドレス)、機種と経緯を聞かれたのでそれらを説明。サポートの方は非常に丁寧な対応で好印象でした。

問題に関しては「ああ、いつものアレね」という感じではなく「うーん、とりあえずアカウント確認してみますね」という雰囲気。とはいえサポートの方でロック状態を解除してくれたようで、無事ログイン出来るようになりました。
念の為App Storeにもログインするよう頼まれ、こちらも問題なし。正直もっと本人確認用の情報などを要求されるかと思っていたので、かなりあっさり解決した印象です。

以上でApple IDの問題は解決し、以降も特に不具合なく利用できております。
原因が気になるところですが、電話では安堵が先に来てしまい聞きそびれてしまいました。ただWebやSNSで検索してもあまり多くヒットしないあたり、比較的珍しいケースだったのかもしれませんね。まぁ頻発されても困るんですけど…!

という訳で、Apple IDが無効になった場合はサポートを頼るとあっさり解決するかも、という話でした。同じように頭を抱えている誰かに届けば幸いです。