大晦日の大掃除 2020年冬アニメの感想

今季のアニメ感想記事を書こう!

今年初めのアニメ感想まだ下書きで残ってましたわ(^q^)

という訳で、大掃除も兼ねてこの記事をお出しして2020年の締めに致しとうございます。因みに半分以上未完成でした。しっかりして昔の自分。

・虚構推理
真実を追求するのではなく、虚構を駆使して事件を解決していく一風変わったミステリー作品。
主人公のおひいさまがクセ…というかアクが強く、好き嫌いは分かれそうですが、彼女のコミカルさによってストーリーの割に陰鬱な雰囲気にならず、また話にメリハリも付いていてよかったと思います。
全体的に地に足がついた感じで好きな作品でした。ただし回想や考察が頻繁に挟まり、場面の転換も乏しいせいで展開がかなりスローペースなのが難点。(漫画版を読んだ感じでは、これでも短縮されているっぽいですが…)

因みに2期制作が決定したようですね。めでてぇ!
1期は殆ど長編で勿体なかったって声も聞きますし、2期でどんな話が見れるのか今から楽しみです。

・異種族レビュワーズ
ありとあらゆるファンタジー種族を詰め込んだ異世界の風俗事情に切り込んでいく非常にクレイジー極まる作品。
地上波でとても流せないような(流した)過激な描写に目が行きがちですが、各種族の性に対する捉え方や種族間の性事情など、単純に話として楽しめるものがあります。いやホント原作者の発想力がすごい。
"そっち"系の描写が本気を出しすぎていたり、スタンクのセクハラがエグかったりとかはありますが、作画を筆頭に諸々全てハイレベルで非常に満足度の高い作品でした。

・ねこぱら
かつてSteamの荒野を大開拓したR-18ノベルゲームがまさかの健全アニメ化。
可愛い全振りの作品かと思いきや、登場キャラが揃う中盤からは話の幅も広がって普通に日常ものとして楽しめました。作画も終始安定していたのも良かったですね。原作ちょっとやりたくなったよ!

・恋する小惑星
多少百合感漂う天体(と地質)の部活動を中心としたお話。
作画は美麗で音楽も素敵、キャラクターも可愛い…のですが、肝心の話に「ゆるい部活もの」としての側面と「夢を追う成長物語」的な側面が混在し、さらに登場人物ごとに志す分野が異なるためまとまりがなく、落ち着きのない印象を受けました。
作中の時間経過の早さもこれに拍車をかけていて、もう少しじっくり描写されていればまた違った感想になっていただろうな、と思います。尺や区切りの問題があるため仕方ない部分もありますが…

・群れなせ!シートン学園
様々な動物達(メスは人間ベース、オスは獣ベース)が通う学校で繰り広げられるドタバタ学園コメディ。
動物の性質を元にしたキャラやギャグはキレがある一方、いい話的なシーンは積み重ねが足りないせいで少し茶番感があったかな、というのが率直な感想です。
主人公の人間(オス)も今では珍しいツンデレタイプのキャラクターで、動物嫌いという設定も相まって序盤は特に辛辣で自己中心的な人物に見えてしまうのも少し人を選びそうです。

・へんたつ
irodoriスタッフの実体験や会話内容を元にしたゆるい3Dショートアニメ。
過去に動画サイトでアップロードしていた話をそのまま上げるのかと思いきや、新規話もしっかりあって楽しむことが出来ました。ほのぼの系のショートアニメは気軽に見れる上に癒やされるのがすごくいいですね。

・へやキャン△
ゆるキャン△2期へのつなぎ的な番外編。
原作のへやキャンとは異なり、部屋要素もなければキャン要素もない、野クルメンバーがスタンプラリーをする話が中心。そこは原作のままで良かったんじゃ…?と正直思ったり。
題材の違いや尺の短さに加え、リンちゃん不在によるツッコミ不足など全体的に物足りず、2期はよ…!となる作品でした。まぁこれを書き直している今となってはもうじき2期を見れるんだけどね!やったぜ!

・八十亀ちゃんかんさつにっき
ご当地ネタ盛り沢山の地域密着型?ショートアニメ、の2期。
名古屋周辺のあるあるネタを学びつつ楽しめて一石二鳥。でももうちょっと尺が欲しい!
因みにゆるキャンと同じく3期がもうすぐ始まります。地元に愛されている…!


整理してみるとこの頃は結構色んな作品を見てたんだなぁ…としみじみ。
今はアニメを見ながら作業することが殆ど無いため「これは見たい!」と思った作品以外はどうしてもスルーしがちです。見てみたら案外面白かった、というケースも多いので色んな作品を視聴しておこうとは思うのですが…
その点、2021年冬は単品でじっくり見たい作品が沢山あるので安心ですね。まぁその話は2020年秋アニメの感想記事の時にでも…それではよいお年を。