ペン入れから逃げるな

イラストをばばっと描く→その下にざざっと色を塗る→ヨシ!

という流れで毎度毎度一向に清書する気配が無いので、昨日今日とペン入れについて調べたり試したりしておりました。
まずはProcreate側のブラシ設定からで、線を繋ぎやすいよう入り抜きや筆圧など諸々調整して、とりあえず清書っぽい線は引けるようになりました。

が、すごい時間掛かる。
iPad君の保護フィルムがアクリル並にツルツル&元々短い線を重ねる描き方をしているためか、顔周りのペン入れだけで一時間も掛かってしまいました。初回限定逆サービスとはいえこれは流石にキツい。
今回のブラシ設定が入り抜き控えめ、不透明度かなり高め、筆圧の影響抑えめの細い線だったので、これならPC&板タブを使ってベクターレイヤーで清書した方が短時間で同じものが出来るなぁという感じでした。

それともう一つ気になったのが、先に線だけ清書すると塗りがびっくりするくらい捗らなかったということです。
これはかなり人それぞれだと思うのですが、ラフの間は頭の中にあった立体感や配色などのイメージが、(ただでさえボヤッとしてるのに)ペン入れ中に抜け落ちているからではないかと。
なので先に線だけ清書する場合はパースの線や影を落とす場所などの情報を入れてからの方が塗りやすそうだと感じました。

ただそれでも今の自分の力量では完成イメージが掴みづらく、やはり塗りで迷走してしまいそうなので次回はラフに軽く色を塗ってから清書する手順で試してみようと考えています。
流れとしては線ラフ→色ラフ→統合した上で必要な線を清書→統合したラフの上に色を塗る…という感じで。

ちょっと厚塗りっぽい手法ですが、そもそもProcreate君で複数レイヤー作業をしようとすると少し煩わしい部分もあって、レイヤー数を少なめに抑えた方が作業がスムーズに進むかなと。
もしくはiPadはラフ用と割り切って、PCの方で仕上げを行うか…まぁそこは色々試してから決めようと思います。

あと余談ですが、ZBrushのMoveブラシのように、線や塗りをバイーンと(滲ませずに)引っ張ってこれるツールがあったら便利だなぁと思いました。CLIP STUDIO PAINTでありそうかな…?メッシュ変形使えと言われそうだけども。