キャプチャーボード 4K60 Pro MK.2 感想(主に遅延関連)

Nintendo Switchの画面をPC上でパッと映したい!なんなら気が向いた時に録画もしたい!そんな思いが発現し、キャプチャーボードを買うことにしました。欲しいと思ってから買うまで結構早かった。
で、昨日商品が届き、設定も完了しましたので感想をゆるく書いていこうと思います。

まず買ったのはElgatoの4K60 Pro MK.2。机周りに物を増やしたくないので内蔵型を選びました。
届いた箱はゲームパッド2個分くらいのサイズで、シンプルながらしっかりした作り。ただし説明書は超小さい文字の英語のみ。まぁグーグル先生に聞けば大体のことは分かるから問題ない。
取り付け手順も単純で、詳しくない人でも事前に調べておけば大丈夫そうでした。私は念の為、詳しい家族の助けを借りましたが…PC内部のことはあまり明るくないので…

取り付け後、公式ツールを立ち上げるも認識されませんでしたが、再起動したら無事映像が出力されるように。
デバイスマネージャーでは「システム リソースが不足するため、API を終了できません。」というエラーメッセージが出たりして結構焦りました。困った時は再起動!


さて、今回キャプチャーボードを買うにあたって一番気になっていたのが映像の遅延です。
録画だけなら多少遅延が出ても問題ありませんが、私の場合はモニター1つ、PC上で出力して遊ぶ予定なので遅延の程度が重要になってきます。果たして快適にプレイ出来る範囲に収まってくれるかどうか…

因みに簡単なPCスペックは以下の通りです。
(OS: Windows10 64bit, CPU: Intel Core i7 3770K, メモリ: 16GB, グラボ: GeForce GTX 1060 6GB)
組んでからそこそこの年数が経ちますがまだまだ元気に動いてくれています。ありがとう。

まずはElgato公式の4K Capture Utility。
こちらは体感できるレベルの遅延がありました。スティックを左右にカカッとやると、遅れてカーソルがカカッと動く感じ。これでは普通のゲームもちょっと厳しいですね。
特に設定をいじってないので改善の余地はあるかもしれませんが、所々テキストも文字化けしていてメインで使用するにはちょっと心もとない印象です。

次にOBS Studio、配信以外にも様々な機能と設定項目を備えた優秀なソフトです。こんなこともあろうかとキャプチャーボードが届く前からいそいそと準備しておりました。
こちらの遅延はほぼ気にならないレベルで、普段と同じ感覚で操作できました。よかった…!数フレームの差が響くゲームをガチでやる方でなければ十分に遊べると思います。
因みに当初は画面がカクカクしていて気になっていたのですが、これは設定が原因で、30FPSから60FPSにすれば従来通りの滑らかな映像に戻りました。

最後にパススルー方式もついでに。PCとは別のモニターに繋いで出力する方式です。
こちらはPC側の処理を挟まないだけに遅延を全く感じませんでした。直接モニターで遊んでいた時と同じ感覚で、これなら競技性の高いゲームでも問題なく遊べると思います。モニター2つあるぜ!な方はこれが一番快適ですね。


という訳で、OBS Stduio上であれば遅延を気にならない範囲で快適に遊ぶことが出来ました。やったぜ。
録画機能なども充実していますし、画面サイズや音量を自由に調整できるのもいいですね。おかげで動画や配信を横で流しつつのルンファク作業プレイが捗るようになりました。すごく満足でございます。

そんな感じで4K要素が全くない4K60 Pro MK.2の感想記事でした。そもそも4K出せるようなモニターじゃ無いからね…
いつになく長くなってしまいましたが、どこかの誰かの、何かしらの参考になれば幸いです。それではまた…